本質と側面、そして育ちゆくもの
人には色々な側面があり、他人はその側面の一部しか見ていない場合が多い。
友人関係、仕事関係、家族関係、恋人関係
それぞれで同じ人間でも見せている側面は違う。
しかし、それは当然のことであり、本人の本質に変わりはない。
ただ、見えている(もしくは見せている)側面が違うだけ。
そんなことから言うとSMはその最たるものではないだろうか。
マゾは普段マゾらしい側面を見せているわけではないだろうし、私だってそうかもしれない。
まぁ私はそういう意味ではあまり変わりがないタイプなのだろうが、それでもプレイをしている時の私はそのマゾしか見えないものだし、そのマゾによって責め手としても多少違う側面を見せているはずだ。
普段はきっと明るくさっぱりとしているタイプではなかろうかと思われるマゾ。
見た目も背が高く、ガッチリとしている。
そんな感じなのに、いざ私を前にすると、恥ずかしがる女のように、脚はしっかりと内側に閉じられ、身をくねらせながら小さな声でしか答えることができない。
そんなお前を見たら、お前の知り合いはどう思うだろうね?
そう思いながらも、これがまた本質なのだろう、そうも思う。
女のように扱われたいのだろう。
乳首を責められ、よがるマゾ。
しかし、それでは終わらなかった。
年数が経ち、今ではもっと変態にしてください、椿様にしていただきたいです、お聖水も飲みたいです、そんなことまで口走るようになってきた。
そこで私は気づく。
大人しく、特にこうしてほしいと言うこともなく、乳首を責められよがるマゾだと思っていたが、本当はもっともっと何かを求めているのだと。
優しく接してきたマゾに、最近の私はもう少し踏み込むようになった。
こんないやらしいマゾになったのはどうしてかしら?
椿様に可愛がっていただいているからです。
そうよね。だけど、お前の何を私は可愛がっているの?
乳首?それもそうだけど、私はね、お前のここをいじくり倒して可愛がってやってるのよ。
そう言いながら、こめかみの辺りをトントンと指でたたく。
そう、私は身体を責めているようでいて、それと同時に、いやそれ以上に頭の中に入り込もうとしているのだ。
視覚や聴覚、嗅覚に触覚、そんなものを多用し、私はお前の頭の中から離れはしない。
種はいつしか芽となり、お前の中で育ちゆく。
お前のマゾとしての側面にもまた違ったものが見えてゆくだろう。
気づけばもう数年のお付き合い。
私の言うことをしっかりと聞き、だんだん育ってきたわね。
初めは優しく気持ちいいことしか受け入れることのできなかったその乳首も、今では低周波の痛みにすら耐えられるものとなってきたのは嬉しいことです。
このまま進めれば、その痛みは快楽に代わってくるのだから、このまましっかりとついてきてちょうだいね。
楽しいひと時をありがとう。
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