相手の気持ちを折らないこと
マゾを頑張らせるということは相手の気持ちを折らないということ。
私はそもそも自分の意志で『私のために』頑張る相手というのが好き。
しかし、こちらが誘導してやらなければ、自分の苦手なことや痛いことを頑張るなんてそうそうできるものではない。
私はその本当の意味をやっと最近わかった気がするの。
長い付き合いの専属奴隷H。
金蹴りが好き。
いや、好きというか、どうしてもして欲しいと思ってしまう。しかし、とても弱い。
そんなHはしばらくの間金蹴りをそこまでしなくなっていた。
これは私が上手くしてやることができなかったのが一つの原因だろう。
そんなに初めから思いっきり蹴るばかりが金蹴りではない。
そういうのはスポーツ感覚の金蹴り好きにまかせておけばいいじゃない。
SMの金蹴りはそれだけではなく、所謂心理戦を楽しむというのもありのはず。
少し強めを受けて、顔を下げてしまえば上げてやる。
頑張れるように時折気持ちいいこともしてやろう。
厳しくではなく、優しく励ましてもあげる。
要は加減だ。
まずは『自分でも頑張れる』『怖いけど楽しい』そんな思いを持たせてあげる。
そして強弱。
倒れそうになったら立たせてやろう。
そして相手をしっかり見る。
やらせすぎはダメ。でもやらせなきゃダメ。
ね?加減よ、加減。
声かけも重要。
自分だけが頑張っているわけではない。
一緒に頑張っている、そして頑張らせてあげるからと。
かと言って、優しいだけでは満足できないのがマゾだ。
時にはしっかりと強く言ってあげなきゃね?
しっかりと頑張った、頑張れたご褒美はコレ。
エナメル大好きなH。
優しく撫でまわしてやろう。
力が入った後のこの優しい気持ち良さは堪らないだろうね。
そしてコレも。
なかなかにいいアングルだと思わない?
人は気分が高揚している時に舐めるという行為をすると、さらにその気分は高まると思う。
それだけ口というパーツは興奮を高めるのに有効ってこと。
それが通常のセックスならキスだったり色々なのだろうけど、それを我々的にするとこういうこと。
そして繋がる。
自分でしなさいという指示にすぐに応えるH。
情けなくも見えるが、可愛らしくも見える。
こうして長い付き合いのマゾとさらに楽しい時間を共有できることが幸せ。
もちろん、色々あるけれど(笑)、長くいてくれるからこそ見ることができる景色なのだと思う。
感謝。
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