百合様と専属KTの調教をご一緒した時のものです。

スパンキングって簡単そうに見えない？

私は見える(笑)

初めてパドルを持ってお尻を叩いた時、『要するに叩けばいいんでしょ』くらいだったもんね(笑)

しかし、考えてみて欲しい。

パドルの材質、形状等によって変えなきゃいけないのよ、叩き方。

だって、お尻には骨もあるわけだし、ちょっとずつみんな身体つき違うからね。

そして形状によっては叩くことではなく皮膚を傷つけてしまうこともある。

よくわかってないと、この傷ついて血が出てしまっているのを見て、『思いっきり叩いているから血が出た！』と思い込んでしまう。

でもね、叩いているから血が出たのではなく、叩き方とパドルの形状が合ってないだけのことはよくあること。

私はフェティシズムの女王様とご一緒する時は必ずそのお話をまずします。

そうじゃないと、そこに気がつくのにとても時間がかかるか、気がつかないままかもしれないからね。

そしてできるだけ様々なパドルを使ってもらって、お話した内容を身をもって確認していただくわけ。

そして、叩く相手の高さによって、自身のポジションも変える必要も出てくるってことも知って欲しい。

ケインも一緒。

たかがケイン、されどケイン。

こちらも材質や長さ、デザインによって違いは出てくるのよね。

蝋燭にも使い方はある。

もちろん、私がお伝えすることが全てではないし、もっと良い方法はそれぞれのプレイにあるのかもしれない。

でも、私が身につけてきたことはみなさんに惜しみなくお伝えしていこうと思ってる。

それには実は色んな意味があるのだけれど、それは割愛(笑)

女王はプレイの中で様々な発見をし、また次の発見を探す。

そうやって色々なことが見えてくるし、わかってくるもの。

私自身は本当にマゾ達から様々なことを教えてもらった。

誰かに教えてもらうこと

それは本当に少なかったけれど、私には目の前にマゾがいた。

どうしてできないんだろう？

これは正解なのだろうか？

もっといい方法はないのだろうか？

そんなことを目の前のマゾで試し、そして反応を見たり、どうだったかを聞く。

今もその繰り返しだけれど、それが楽しさの一つなのよね。

この血だらけのお尻だってそう。

そんなことをして大丈夫なのだろうか？

そのクエスチョンはKTで試してきたし、トゲトゲパドルで思いっきり叩いたらどうなるか？叩き方で違いが出るのか？

そんなこともたっぷりしてきた。

だから今となってはおおよそ、どうしたらどうなるがわかっているけれど、そういう機会がないとなかなか知ることはできない。

真剣に目の前のことにトライしていれば、そんな自分についてきてくれるマゾがきっと現れる。

私はそう信じているし、実際の私がそうだ。

私が様々なことをお伝えしていく女王様方にはそういう経験をしていただきたいなぁと常思ってます。

私はどちらかというと、厳しい方だろう。

でもそれは頑張って欲しいから。ただそれだけ。

私の専属達にも感謝してます。

だって練習台ってことだもんね？

でもそれすら、私のお役に立つってこと！