八重姫はある時、見たこともないような生き物に出会いました。

ねぇねぇ、お前は一体何？

名前は？

しかし、生き物は喋れません。

生き物はどうやって伝えればいいのか思案していましたが、八重姫は怖がることもなく、ただただ珍しい生き物にワクワクしていました。

顔らしき部分には口のような穴がある。

なんだか大人しいし、ちょうど退屈していたので、この珍しい生き物と遊ぶことにしました。

ちょっと触るだけでビクビクと気持ち悪くもあるが、なんだか可愛らしく動くこの生き物をすっかり気に入ってしまった八重姫。

そこで思ったのです。

きっとこの生き物は退屈な私に遣わされた妖精なんだわ。

だったらきっと私とこのまま楽しく遊んでくれるに違いない。

八重姫はこの生き物が大人しいことをいいことに、傍若無人にしてみたいことをして楽しく遊ぶことに。

そして、この生き物はこのまま八重姫の遊び相手として遊びたいと思えば現れる、まさに変態妖精となったのでした。

おしまい。

いつもとテイストを変えて書いてみましたが、いかがでしょう？（笑）

写真を見てるとなんだか微笑ましく思えて、こんな風になりました。

たまには面白いかも。

八重女王様ともかなりの馴染みになった元祖芋虫。

また楽しく遊びましょうね。

楽しいひと時をありがとう。