私は育てることがつくづく好きなんだなぁと実感することはSMをしていると多々あるのだけれど、今回のマゾもそのうちの一人。

好奇心はそもそも旺盛なのだろう。

以前はお道具のリクエストをよくしていた。

私から見ると、そのラインナップは取り留めがなく、一体コイツは何をしたいんだ？と思えてしまう。

しかし、どれも興味があるから、何をしたいというわけではなく、ひとまず見てみたいし、使われてみたいと思うのだろうね。

その中で、本人の方向性とかもわかるし、マゾ自身も自分には使えないとか、まぁ色々覚えていくのだ。

いつしか、お道具のリクエストをしなくなったのは、私にまかせておけばいいと思うようになったから。

そして、それは私に対する信頼であったり、そんなことなのだろう。

しかし、『信頼』ってなんだか大きな言葉よね。

最近簡単に使うことに躊躇を覚えている私です。

まぁその話はまた機会があれば、、、(笑)

さて、このマゾの話に戻りましょう。

彼はそもそも何をしたいかもわからないマゾだった。

だからこそ、そうしてちぐはぐなお道具のリクエストもしていたのだろうし。

私のもとへやってきて、彼は自分の道が見えてきたのだろう。

フェチでマゾ。

そのフェチもいつしか変化した。

エナメルからラバーへ。

そしてマゾである部分はいつしかアナルマゾへ。

ドライでイけるようになったのだから、なかなかにたいしたもんだ！

いつもなかなか触らせてもらえないラバーの脚を目で追いかけ、やっと触らせてもらった時は嬉しいでしょう？

好きなものは徐々にでいいのよ。

その方が悦びが大きいもの。

お前を見ていると、やはりフェチはこうでなくっちゃと思う。

目の色を変え、一心不乱にそこだけに集中しているものね(笑)

そしてそんなお前を見ていると、私は育てるのが好きなのだと実感するわけです。

そのうち、さらなる何かをお前に教えてやりたいと思うけど、まぁそれはきっとそのうち閃くでしょう。

ラバーストッキングはマストアイテムだけど、次はどのラバーにしようかな。

きっとまだ見たことのないのもあるはずだし、それを着ようと思います。

楽しいひと時をありがとう。