人の頭の中はわからない。

どんな人が何を考えているのか、、、

そんな中で私はSMというものを通し、人の頭の中を垣間見ているのだろう。

私にとても丁寧な女王様メール(フェティシズムのシステムでメールを送ることができる)がきた。

なかなかに自分のことをわかっているなという内容だったのだけれど、自分は病気を抱えていると書いてあったので、どういう状態なのかをお返事の際に聞いてみたのよね。

お相手からのお返事には脳性麻痺だとあり、私はちょっと良くわからなくなったわけ。

実際には会話がスムーズにできないということだったのだけれど、文面からはそんな気配はうかがえないわけだし。

で、結局そのコは私のもとへやってきた。

電動の車いすで、確かに車いすから降りるのもなかなかに苦労するレベル。

でもね、私は今まで知らなかったことをそこで気がついたわけ。

お喋りが難しいという事実が私にそう思わせていたのだけれど、そういう病気を抱えた人の頭の中までちょっと不自由があるものだと勝手に勘違いしてたんだよね。

そのコにもそれは伝えた。

お喋りは難しいけれど、文章はとてもわかりやすく、どちらかというと頭が良い人の文面だったし、私はとても勘違いしていたねと。

きっと彼らは私のように勘違いしている人から、本来望んでいる対応と違う対応をされているんだろうな。

喋るのが難しいからといって、こちらまでゆっくり喋ってあげないと理解できないでしょ？という対応は間違っているのに、そんな風に扱わてしまっている。

だから、私はプレイに躊躇はなかった。

もちろん、初めましてという意味での加減や様子を見るということはあったけれど、それは誰に対しても一緒のこと。

ちなみにそのコは身体は女。

でもきっと、中身は違うんだと思う。

その辺りの話をしっかりとはしていなかったと思うのだけれど、そうだと思う。

【無理矢理される】そこがポイントのタイプ。

『やめろ』と言いたい。

でも拘束され抗えない。そして屈伏せざるを得ないことになる。

そんなことに興奮しちゃうのだろう。

女の身体だから、穴は二つあるわけだけど、後ろの穴を犯して欲しいという希望を聞き、やはり女として扱われたくはないという意思を感じた。

その場でのカウンセリング、そして終わった後の帰り支度。

そこを考えると、プレイ時間はちょっと短くなっちゃう点が申し訳なかったなぁと思いつつ、私にとってはとても良い機会でした。

自分の周りにいないからこそ知らなかった事実だけれど、やはり人は知らないことだらけ。

良いお勉強をさせていただいた。

私に偏見はない。

ただ知らないだけとか、勘違いしていることがあるってだけ。

障害を持っていようと、頭の中に抱えている欲望は実現できるならすればいいと思う。

もちろん、気遣いは必要だ。

だけどそれは他の人に対するものと同じものであり、障害を持っているからというものではない。

うーん、上手く伝わっているのかどうかとても不安だけれど、

自分のできる範囲で楽しい変態なSMライフを送ってもらいたいなと思ってる。

あれから随分時が経ち、私は今頃こうしてブログにしています。

遅くなって申し訳ない。

元気に楽しく過ごしてくれているといいなと思ってるよ。

楽しいひと時をありがとう。